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バドミントンの完全まとめ。ルールの解説から、応用まで!

ダブルスには欠かせない!!試合を有利に運ぶドライブを極めよう

      2016/06/15

ドライブは、コートの中間から、ネットの白帯から10cmぐらいの間を狙って、床と平行にシャトルを打つショットです。

ドライブがうまい人はダブルスを有利に運べる

ダブルスは後衛がスマッシュを打ちエースを狙う、または甘く返ってきた球を前衛が決めに行くというのがセオリーです。

スマッシュを打つためには球を上げさせる必要があり、前衛はネット前を落とすようにしないといけません。

しかし、レベルが上がれば上がるほど、その手は対戦相手も熟知していますから、前に詰めかかってきます。最悪、プッシュされます。そうなると、迂闊にネット前に落とせなくなり、上げるようになると今度はスマッシュを打ってきます。

それだと、自分に攻撃のチャンスがないまま終わってしまいます。

その突破口がドライブなのだ!

その突破口がドライブなのです。スマッシュレシーブ時、リターンをドライブで返せばシャトルは相手の前衛を抜き、相手の後衛はスマッシュが打てにくくなります。

そうすると、形勢逆転というわけではなりませんが、攻めも守りもどちらでもないイーブンの状態になります。

ダブルスの上級者はレシーブもスマッシュも出来上がっており、自らミスすることはあまりありませんから、ダブルスは攻め⇒イーブン⇒攻め⇒イーブン⇒守りという風にいきなり守り⇒攻めに転じることはあまりありません。

ドライブの基本

ドライブの基本ですが、抑えておきたいポイントが3つあります。

1.ラケットをコンパクトに振る

ドライブはドライブで返ってくることが多く、自分が打ったドライブが早いと返ってくる球も早くなります。ラケットを大振りすると、次に返ってくるドライブには間に合いません。間に合ったとしても、弱々しかったりネットに引っかかるなどのミスをするだけです。

なので、必ず肘から先だけで打つようにしましょう。それから、体を低い姿勢を保つことを忘れずに!

2.ラケットを常に体の前に持つ

早いドライブが返ってくると体勢の準備が間に合わず打ちにくくなりますね。それは相手にとっても同じことが言えることです。

なので、ラケットを常に体の前に持っておけば、相手に返す球のタイミングが早くなり、相手によりプレッシャーをかけることができます。

ドライブはネットを超えたら、徐々に軌道が落ちてくるので、軌道が落ちる前にドライブを打つとネットにひっかかることが減ります。

3.ドライブは床と平行するように打つ

下からドライブを打つと角度が付き、強打される可能性が高くなります。なので、シャトルが落ちる前に打つことが大事になってきます。

そのためには、打ったらすぐ次の準備をする。正確に言えば、打った同時に構えるというイメージです。

そして体の位置を低くし、目の位置をネットの白帯と同じぐらいにしゃがみましょう。そうしないとシャトルが床と平行して打つことが難しくなります。

まとめ

ドライブはシングルスではともかくダブルスでよく使うショットです。上級者のダブルスをよく観察するとドライブで相手が攻められないようにするためにドライブを多用します。

レベルが上がれば上がるほど、スマッシュのスピードや威力が増すので、出来るだけ打たれないように、また守りも攻めもどちらでもないイーブン状態に持ち込むことが大事になってきます。

ドライブはスマッシュのように体全体で打つものではないので、一見派手さはないのですが、ダブルスの駆け引きが顕著されるショットです。やってる側として、ドライブ合戦はとてもスリルがあり、我慢くらべのような要素もあり、ダブルスの醍醐味です。

これまで書いたことを意識するだけで、ダブルスが有利になることは間違いないと思います。

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