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バドミントンの完全まとめ。ルールの解説から、応用まで!

これからバドミントンを始める方へ!ラケットを選ぶにあたって重要なポイント

   

4月から入学をされる方、部活を始める方が多いと思います。
ここで、これからバドミントンを始める方に向けに、ラケットを購入するにあたって基本的なポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

バドミントンラケットを選ぶ時、おさえておきたいポイント

まず、上級プレイヤーは、ラケットのスイートポイントの範囲やしなりなどのこだわりが出てくると思いますが、まずは以下のポイントをおさえておきましょう。

ラケットの重心

ラケットは、重心の位置が以下の通り、3つに分けられます。

ラケットのフレームよりに重心がある(トップヘビー)

ラケットの真ん中あたりに重心がある(イーブン)

ラケットを持つグリップ寄りに重心があるもの(ヘッドライト)

1のトップヘビーは、重心が先端にあるので遠心力が生まれやすく、力強いショットが打てるようになります。スマッシュを中心に組み立てる攻撃型プレイヤーは、トップヘビーのラケットが多いです。遠心力が働くため、パワーがある方が向いていますし、上級者プレイヤーはトップヘビーを好む傾向があります。ちょっとした力でシャトルを遠くへ飛ばすことが出来るし、重くはやいスマッシュを打ちやすくなります。ハードヒッター向けでしょうか。

2番のイーブンに関しては、ラケットの重心が真ん中にあります。ドライブを主体に攻めるタイプ向きです。ドライブが多いダブルスには向いていると思いますが、シングルスでは攻めも守りもバランスよくこなすオールラウンダー向きです。

最後の3番は、ヘッドライトはグリップに重心がよっているので、振りぬきのいいショット、レシーブがしやすいので、守備型プレイヤー向きです。速いスマッシュを打ちやすくなりますが、速いだけで軽いスマッシュになりやすいです。

上手くなりたいなら、トップヘビーを選ぼう

上級を目指すなら、トップヘビーです。理由は使いこなせるには筋力が必要で、これから伸びるであろうプレイヤーはヘッドライトを使ってほしくないのが私の意見です。

トップヘビーやイーブンのラケットを使うことによって、必要な筋力が付いてくるので最初は使いこなせなくても徐々に慣れてくると思います。実際、ヘッドライトのラケットを使う上級者プレイヤーは見たことがありません。

ちなみに私はトップヘビー寄りのイーブンのラケットを使っています。

フレームの硬さ

フレームの硬さは、ガットを張る際、目安になります。ダブルスでパートナーのラケットとぶつかることはよくあるので、かたいだと折れにくくなります。
また、フレームがかたければかたいほど、ガットもかたく張ることも可能になります。

フレームが柔らかいラケットはしなりやすいので球をくわえこみやすく、かたいラケットは瞬時にはじきます。シャトルのコントロールしやすさに関わってくるポイントです。

ここではかためのフレームでよいと思います。なぜなら、ガットで調整が効くので、かためのフレームに柔らかめにガットを張るのがよいでしょう。上達につれて、徐々にガットを強く張っていくのが効率的だと思います。

グリップの太さについて

グリップは、太めのと細めのがあります。一般的にグリップが太めはレシーブ主体の守備型プレイヤーで、細めは攻撃主体のプレイヤーです。

グリップの上の方にシールが貼られていると思いますが、「G4」や「G5」などの表示が書かれていると思いますが、これが太さを表しています。

グリップサイズの規格早見表

表示サイズ
G484mm
G581mm
G678mm

実際、持ってみて自分にあったものを選択するのが一番よいでしょう。ここは好みでいいと思います。
ただ、新製品のラケットは元々ついている黒のグリップに加えて、滑り止め用のラケットグリップを巻いたり、アンダーラップを巻くのでその分加味して選びましょう。

ちなみに私は元々ついているグリップをはがして、むき出しの状態からアンダーラップを巻いて太さを調整しています。

中には、グリップを紙やすりで削って更に細くするプレイヤーもいますが、折れると危険なので真似しないようにしましょう(笑)

ストリング(ガット)種類と張り具合

ラケットに張るストリング(ガット)の選び方についてです。
ストリングは様々な種類があり、特徴もそれぞれです。ストリングはプレイスタイルにあったものがいいと思いますが、メリットデメリットがあります。
反発力タイプや耐久性タイプなどがあります。反発力は文字通り、反発を重視にしているのでストリングが細く作られているため切れやすく、一方に耐久性はストリングが太めなので切れにくくなります。
初心者は耐久性を使うことをおすすめします。なぜかというと、初心者はスイートポイントを当てるのが難しいので切れやすくなります。少しでも長持ちさせるために耐久性のストリングを使った方がよいと思います。
そこから、自分の好みに合わせて変えていくと良いと思います。

また、ストリングはガットのテンション(張り具合)も重要になってきます。ガットのテンションの強さを「ポンド」で表します。
きつく張るか、ゆるめに張るかということですが、きつく張るほどガットが切れやすくなります。
また、肘に負担が大きくなり痛む原因になります。

ラケットごとに推奨テンションがあると思うので、参考にしてみてください。

初心者は18ポンド~22ポンドでよいかと思います。

実業団のトップクラスだと30ポンド前後が多いようです。ちなみに私は耐久性のストリングでテンションは26ポンドです。

まとめ

ラケットを選ぶポイントを紹介しました。

ラケットは長く使うものだから慎重に選びたくなる気持ちは分かりますが、正直機能面ではどのラケットも大差ないと思うので、あまり気にしなくていいと思います。これから始めるというのに自分のプレースタイルなんてわかるはずないですしね。

なので、自分好みのデザインや直感で選ぶのがよいでしょう。

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